自律神経を整える「食事」編
食事は何のため?
食事とは身体が健康に活動する為になくてはならないものです。
ですが現代の食事は少し歪んでいるように感じます。
- 楽に食べられたら
- 美味しく食べられたら
- 綺麗になれるように
- SNSや他の人から見た目がいいように
もちろん食事を出来るだけ楽しみたいので上記のような気持ちも分かりますが、あくまで二番目以降です。一番に優先するのは「健康」であってほしいと思います。あなたの大切な家族や友人に勧められるような食事を自分自身にもしてあげましょう。
加工食品を減らす
自律神経を整える食事とはシンプルな食事です。その為のコツは増やすより減らすことです。
よく健康の為には「○○を食べるといい」と見かける事が多いと思いますが、それよりも前にとってはいけないものを減らしたほうが有効です。
スーパーやコンビニなどで並んでいる・お弁当・総菜・レトルト食品・お菓子など食品を加工して売ってあるものを加工食品といいます。加工食品は大量に作る過程でたくさんの添加物が入っていますし、栄養がなかったり、バランスが悪かったりします。
加工食品をとりすぎると
- 身体の代謝系(肝臓や腎臓)が疲労する
- うま味が強く食欲が暴走する
- 栄養の偏りからホルモンバランスが乱れる
上記のような事から自律神経が乱れる原因になります。
生活習慣を変えるコツ
生活習慣を変えるにはそれなりに努力が必要になります。小さい事からコツコツと出来るように後ほどステップ順で紹介していますが、その前に注意点があります。
それは「完璧主義にならないこと」です。100%を目指すと出来ない事がストレスになりやすく続きづらいです。だいたい8割~9割くらい出来ていればいいかくらいでストレスにならない範囲で続ける事が大事だと思ってください。
また自律神経が乱れて体調がきつい方は、なかなか生活習慣を変える事が難しいかと思います。そのような場合は無理せずに専門家を頼って身体を楽にしてから取り掛かる事をお勧めします。
食生活を変える手順
このステップが一番重要になります。自炊です。もしあなたが8~9割自炊しているという場合は次のステップへどうぞ。
そうでない方は、まずは自炊をしましょう。ご自身の好きなもので構いませんし、食材もスーパーにあるものなんでもいいので、まずは自炊する習慣を身につけましょう。
自炊するだけで添加物を減らせますし栄養価も高くなります。
次のステップは食材を自然な形のままの物を使う事です。食材を買って自分で味付けしていきます。
ウインナーやハム等も駄目ですし、西京焼きのように味付けされたものも駄目になります。素材を買って自分で味付けをしていきます。お菓子や甘いもの等が食べたくなったら果物を食べるなど工夫していくことで続けていきます。多くの方がこのステップで挫折してしまいますので上記であげたように食事の8~9割くらいを意識されるかといいと思います。
最後のステップは調味料をシンプルなものに変えていきます。
調味料(醤油やみりん、香辛料等)やドレッシングには意外と添加物が多く入っています。例えば合成甘味料、ブドウ糖果糖液糖、保存料などです。
醤油なら大豆、小麦、食塩だけのものなど添加物がないものに変えていきましょう。甘味がほしいなら量に気を付けて自分で砂糖やはちみつ等を使って自分でコントロールしていく事が大事です。
食事のバランス
上記のステップをしながら、旬の物を食べたりしていれば自然と偏よりは少なくなります。
バランスは炭水化物、タンパク質、野菜をそれぞれ1:1:1の意識をしますが、料理によって偏るので多少の範囲でいいかと思います。
まとめ
自律神経を整える食事はシンプルな食事に変える事です。食べる事で自律神経が乱れてしまうものを減らす事が大事です。
食事の効果はすぐにでるものでは無いので焦らずに無理がない範囲で続けていく事が大事になります。ステップの順番に出来る事から取り入れていただけると幸いです。