自律神経を整える「生活環境編」
空間を整える
自律神経は無意識のストレス処理機関です。?の方は「なぜ自律神経を整えるのか?」をご覧ください。
私たちが普段目にしていること、耳に入ってくる音、身体はたくさんの情報を取捨選択して必要なことだけを意識にあげていますが、それは全体の10%にも満たしません。ほとんど無意識で処理されています。
そのような五感で感じる情報をもとに自律神経は身体の働きを調整しています。情報が多ければ多いほど疲れてしまいますので物を減らす、そして心地いい空間を作る事で自律神経が疲れづらい環境にしましょう。
物の価値観
ミニマリストという言葉を聞いたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?ミニマリストとは生活に不必要なもの、無くても生きていけるものを徹底的に減らす生活です。
たしかに物は少ないのですがデメリットがあります。それは減らしすぎて住みづらくなる点です。もちろんミニマリストの生活が合う方もいらっしゃいます。ですが多くの方には合いません。
大切な事は自分で判断する習慣です。人によって必要・不必要は変わりますし、好きだから使いたい等もあると思います。自分で判断して捨てる習慣さえ身に着ければ部屋に不必要な物が溢れてしまう事はなくなります。
昭和の時代から現代の生活を比べても意外と生活に必要な必需品は変わっていません。生活の中で必要なものを見極めて使わないものは捨てていきましょう。
物を減らすポイント
- 場所を決めて少しづつ実行する
- 使っていないものは捨てる
- 思い入れ、好きなもの等捨てづらいものは見える場所に飾る、飾らないなら捨てる
- 生活していて必要ないものはすぐゴミ箱へ
- 収納する為の家具は必要最低限にしてフル活用する
最後に大切なのは共同生活者(家族や恋人)への理解を得る事です。部屋を綺麗にしたい事を話し合い一緒に進めていく事をおすすめします。
目指すもの
上記で物を減らすポイントをあげましたが、最終的に目指すのは居心地が良いと感じることです。これは心から感じるものなので人それぞれで違います。
居心地が良くなるポイントは、あまり効率は求めず、自分の感覚に頼ることです。例えば懐かしさを感じる、好きな色や形、落ち着きを感じるなどです。
画像はせせらぎの施術部屋ですが、無駄な物は無くして落ち着く色や好きな観葉植物を置いて、心地の良い音楽を流しています。
施術をしていると場所や空間によって身体の変化が全然違い、本当に空間は大事だなと感じることがよくあります。自律神経が疲れないように、とっかかりやすいところから居心地の良い空間に変えてみてください。