自律神経失調症と整体
自律神経失調症について
自律神経が乱れることで生じる様々な症状を自律神経失調症といいます。その原因の殆どはストレスになります。
- 心理社会的
- 職場環境・人間関係・経済関係・未来 ・家庭内問題
- 物理的
- 気温・音・物理的な外力
- 科学的
- 化学物質、添加物、薬品
- 生物的
- 細菌、ウイルス、花粉、微生物
このようなストレスの積み重ねが自律神経失調症の原因です。自律神経失調症は現代の社会によってつくられた現代病といえます。まずはあなたが自律神経症状があるかチェックしてみてください。
- 全身倦怠感
- だるい
- 疲れがとれない
- 長く続く肩こりや腰痛
- 眠れない
- 朝起きてもすっきりしない
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 息切れ
- 動悸、胸の締め付け感やざわつく感じ
- 脈が安定しない、不整脈
- 異常に汗をかく
- 頻繁に立ちくらみがする
- 食欲不振、食欲がとまらない
- 下痢や便秘
- 胃のムカムカ
- 手足の冷え
- 感覚過敏(光が眩しい、音に敏感)
- 感情のコントロールができない
- イライラしやすい
- うつ、気分が落ち込みやすい
- 過剰な不安
チェックが複数ある場合は自律神経に負担がかかっている可能性があります。自律神経症状があるとこのような悩みを一人で抱え込んでしまいがちで、せせらぎにも自律神経失調症でお悩みの方がこられています。
- 検査したけど原因が分からなかった
- 心療内科、精神科をすすめられた
- 薬や漢方を処方されて終わり
- 健康情報を試したけど変わらない
- 誰に相談していいかわからない
- 会社で理解してもらえない ・・・etc
せせらぎは身体を整える事から自律神経をコントロールしていきます。
そもそも自律神経とは
自律神経は呼吸・内臓の働き・循環・体温調整・ホルモン調整・筋肉の緊張・気分など人が生きていく上で欠かせないものを調整しています。
そして自律神経は「活動」の交感神経と「休息」の副交感神経の2つから成り立ちます。
自律神経の役割はこの2つの神経を調整することで、ストレス(周囲の環境や刺激)に対し身体をコントロールすることです。
- 運動時は心肺機能を活性化する(活動)
- 暑い時は汗をかく(活動)
- 食事の時は胃腸を働かせる(休息)
- 夜になると眠くなる(休息)
- 休んでいる時は気持ちを落ち着かせる(休息)
自律神経が上手く働いているおかげでその場に適応して不自由なく日々の生活ができています。
自律神経が乱れるとは
自律神経が乱れるとは交感神経・副交感神経の切り替えが上手くいかない状態です。ストレスが原因の場合は交感神経が優位になり副交感神経に切り替わりづらくなっています。
自律神経の傾きは分かりづらいので、知らぬ間に自律神経が乱れていく事が多いです。交感神経が優位な状態が続くと下記のようにストレス(周囲の環境や刺激)に対し適切に身体をコントロールできなくなり、最初にチェックした症状に繋がります。
- 運動していないのに心臓がバクバクする
- 暑くもないのに汗をかく
- 食事しても胃が働かずムカムカする
- 夜になっても眠くならない
- 気持ちが落ち着かない、緊張する、イライラする
自律神経と整体
私たちの意識を創る神経である脳は頭にありますが、無意識を創る自律神経は背骨(頭頚部~仙骨部)にあります。
自律神経は「頭蓋」「背骨」「内臓」の施術でコントロール出来る事が分かっています。また自律神経の乱れは同じ位置にある運動神経や感覚神経に影響を与えます。
例えば心肺機能の交感神経が過剰に働くと背中の筋肉や筋膜の緊張もリンクして起こります。
上記のような場合は心臓・肺の調整に合わせて背中の緊張も取り除いていく事で交感神経を落ち着かせることができます。
せせらぎの整体でできること
慢性的に交感神経優位な方は呼吸が浅く、背中が固くなり、内臓や頭蓋の緊張が高くなっています。
そのような場合はリラクゼーションやマッサージをしても副交感神経に切り替えられなくなっているのであまり効果がありません。
せせらぎでは主に「頭蓋」「内臓」「背骨」の施術で緊張(交感神経)を落ち着かせ休息(副交感神経)に切り替えられるようにしていきます。
自律神経が整ってくるとストレスを適切に処理できるようになりますし、症状が軽くなる事で無駄なストレスを減らせます。そうすると徐々に他のストレスのことも考えられる余裕が出来てきます。
最初にチェックした症状でお悩みの方、自律神経失調症の方のご来院お待ちしております。