整体ってなんですか?
身体を整える
整体とは「身体を整える」ことです。では身体を整えるとはどういうことでしょうか?
- 筋肉、筋膜を揉みほぐすこと
- 関節をボキボキ鳴らす事
- リラクゼーションをするところ
- 姿勢を矯正するところ
上記のようなイメージがあるかもしれませんが、これは違います。「整体」ですが野口晴哉という方が最初に用いた言葉です。野口さんが伝えている本質は全く別物です。「身体を整える」には「人が自ら健康になれるように」という意味が込められています。
せせらぎの整体で目指す事
せせらぎの整体は自ら健康になる、自ら治る身体へ変わる事を目指していきます。
自らというのは、症状に対して「自分で体操をしてください」とかそういう単純なことではありません。
自らというのは「身体自身が持っている本来の力(自然治癒力)を最大限発揮できる」ということです。
身体は常に変化に対応しながら身体が壊れないように健康を維持しようとします。例えば暑い時は体温が下がるように汗を出す。寒い時は震えて熱を産生する。この健康を保つ能力は全身あらゆるところ、細胞レベルで備わっています。
症状や不調というのは表面に出てきた結果に過ぎません。そこには身体が治すことが出来ない「なにかしらの妨げ」があります。
治る身体になるには、筋肉や骨だけでなく、自律神経やホルモン、内臓の働き等、全身の組織や器官の相互関係が正常で調和がとれている必要があります。
なので施術は症状や不調に対してどうこうするというよりも、全身から施術していきます。緊張を緩和し、関節の歪みを正しい方向に誘導し、体液(血液やリンパ等)の循環を改善し、氣の流れを整え身体本来の「治る力」を最大限引き出せるようにしていきます。
「治る身体へ変わる事で症状が自然と治っていく」せせらぎの整体は、「治る身体づくり」をするところ。施術はそのためのきっかけだと思っていただけると、お互いの価値観のズレがなく施術をご提供出来るかと思います。
治る身体へ変わる為に
身体の不調や病気には様々な要因があります。水をたくさん注げばコップから溢れるように、身体(コップ)に悪いもの(原因)が、積み重なり、器が耐えきれなくると溢れ出てきて症状が現れます。
「治る身体」ということは、溢れ出る前に水が自然に蒸発してくれているということ。その為には
- 蛇口からでる水(原因)の量を減らす事
- コップに溜まった水(原因)を減らす事
- コップの器を大きくしていくこと
が必要になります。この3つを改善していく手段として整体があります。
- 「施術」→コップに溜まった水の量を減らす作業
- 「環境を変える」→蛇口からでる水の量を減らす事
- 「生活習慣を変える」→コップの器をおおきくしていくこと
治る身体へ変わる為には「施術」だけでなく身体に対する知識、価値観の変化や生活習慣を変える努力、環境の変化も大切になります。
整体は施術者が行う一方的なものではありません。相互に協力して進んでいく必要があります。私は施術を通して改善を図り、あなたが進むべき道を提示させていただきます。お互いが同じ方向に進んでいけるように協力できれば治る身体へ変わっていく事が出来ます。