胃・腸の不調と整体
胃・腸の不調でお悩みの方へ
- 便秘
- 胃痛
- 腹痛
- 下痢
- 吐き気
- 食欲不振
- 過剰な食欲 …etc
上記のような胃腸の不調は多くありますが、病院で検査をしてお薬を処方され、原因はストレスや生活習慣等いわれる方も多いのではないでしょうか。
ストレスで胃腸に症状があらわれるのには自律神経・ホルモン・免疫等が関係しています。
胃と整体
「ストレスで胃が痛い」よく聞く言葉ですが、これはストレスによって自律神経が乱れて自分自身の胃酸で胃の内側の膜を傷つけた状態です。
胃は食物を溶かす為に胃酸を出しています。この時に胃酸(攻撃)で自分を傷つけないように粘液(防御)も一緒に出すことで胃を守っています。これをコントールしているのが自律神経になります。この攻撃と防御のアンバランスにより攻撃が強くなると胃を自ら傷つけてしまいます。
診断として「胃潰瘍」(いかいよう)と言われるものです。以下のような要因が代表的です。
- ストレスによる自律神経の乱れ
- ピロリ菌感染
- NSAIDs(痛み止め、解熱剤等)薬の副作用
同じように胃の不調に胃酸が多くですぎてしまい逆流してくる逆流性食道炎もありますが、こちらもストレスによる自律神経の乱れや生活習慣が関係しています。
腸と整体
腸の不調には「便秘」「お腹が緩い、緩くなる」「張り感」「腹痛」等があります。胃と同様に腸も自律神経によって働きがコントロールされているので自律神経の不調から生じます。
また他の原因として腸内細菌があります。
腸は食事を消化・吸収するイメージが強いですが身体の中に入ってくる外敵から身を守る免疫としての役割があります。
免疫には腸内に住んでいる細菌の数が大事です。細菌の種類が多ければ、それだけ外敵をやっつけてくれますし減っていると身体の中に侵入してしまいます。
腸内細菌の数が減り、身体に外敵が入りやすくなれば脳に危険信号を送ります。このストレス信号によって交感神経が優位になり自律神経が乱れて腸の不調に繋がります。
腸と心の症状
腸は心の状態をあらわす鏡です。腸は第2の脳といわれるくらい独立した神経が多くあり自律神経を介して脳と繋がっています。
お腹の調子が悪いと気分は沈み、心にストレスがかかるとお腹の調子が悪くなるといったように双方向に影響しています。
医学用語で「脳腸相関」といいます。日本語には「腹がたつ」「腹を決める」「腹が黒い」など腹と心を表す慣用句がたくさんあります。昔の方は感覚的に腹と感情に繋がりがあることを知っていたのかも知れません。
腸は「セロトニン」といわれる神経の働きを助ける物質をつくっています。セロトニンは「幸せのホルモン」といわれ、精神の安定や安心感、幸福感を感じるときに必要です。
腸の状態が悪くなると、イライラや緊張、不安、鬱、不眠といった症状があらわれ、うつ病やパニック障害、不安障害など多くの精神疾患の原因になることが分かっています。
せせらぎで出来る事
せせらぎでは以下の施術で胃腸を整えていきます。
- 自律神経の調整
- 内臓の調整
- 血液、リンパ液の循環
優しく胃や腸を誘導し体液の循環を促し、内臓の緊張を取り除いていきます。
また徒手的な腸への施術はホルモンや脳に影響を与えて心も楽にする事ができます。
施術にあわせて必要であれば生活習慣のアドバイスもしていきます。
インターネットで調べればすぐ出てくるような、腸活の為に○○を食べたほうがいい等は言うつもりはありません。
あなたのお身体の状態、生活状態から、変わる為に「なにが必要で必要じゃないのか」、「どうすれば変わっていけるのか」「なにからしていくのか」「どうなっていきたいのか」を一緒に考えながらやっていきます。